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 2004年度の銀山湖開幕!





4月21日,祝解禁日
 運良く舟が取れたので、会社をサボリの銀山湖釣行!
今年は異様に雪が少ない、なので雪解けも早い気がする。

 この日はと、カモシカも逃げ出す最強コンビの石打@若ダンナと一緒である。
解禁日の朝なのに意外にも気温は高く、それ程の寒さではないが、
船着場のある遥か雪原を歩いての流れ込みは毎回ながら遠い。
オキマリの儀式として、オレが使う舟には自分で燃料を詰めてと、(^^;

 無事に出船し、雪代濁りのある北之岐付近の水温は3℃。
ワカサギはまだ沸いていず、試しにルアーで探ってみるが追いすらもナシ。
まずはこの濁りのエリアからの脱出が先決でしょう。


 雪代の影響が無く、澄んだ水のワンド奥でディープで探った初物!
全く予告ナシに出ましたイワナ46cm!!

初物から楽勝のネットオーバーサイズとは幸運♪



 その近辺を探るが全く気配ナシ。
濁りは中之岐出合いまで続いていた。ココまで来ると表面水温は5℃、イケルか?
送電線下付近のワンドを探ると、、、
 この綺麗なレインボートラウトを見たまぃ!
背中は湖水の色と同化した美しいエメラルドグリーンにして黒点は殆んど消えかかり、体側の虹のバンドは可憐なるピンクパールの輝きを放ち、腹部は手も映る程の鏡面プラチナのドレスを身に纏いて、透き通るような鰭は闘志とは裏腹にエレガントなる気品に満ち溢れている。


 その後に中之岐・仕入沢まで探るが、イワナ40p・ニジ30pクラスが4匹で終了。
まだ水温が低いのかワカサギの活動が無いのか、一度も追いなく深場からの一発での食い方だった。
この解禁日の釣果は、46pを筆頭にイワナ2匹、ニジが6匹となった。
出来が良いのか悪いのか?、次回にも期待したい。





4月25日,積雪アリ
 昨日は思いっキリの冬型天候、今日は晴れるというので早起きして来てみれば、、、
銀山平は曇り空で、道路が除雪される程に昨日降った雪が積もっていた。。。

 来る時に里は快晴だったので、天気予報を信じて釣りの仕度をばしますれば、、、
イキナリの横殴りの吹雪とわっ!!!
『野良屋さん、本日は欠航いたします。』
例えこの後に晴れようと、こんな日に出船する程の熱意はナイsssっす。
また来週に期待♪

 オニギリを食いながらシルバーラインを下ると、、、
『やはり里は爆裂快晴であった。。。』(笑)





5月1日,晴れ、  ついに奇蹟が起こった日 
 待ちに待った今年2回目の銀山釣行は、寝坊してのオレ1人での出船。
湖水はかなり増え、元の湖山荘の下まで流れ込みが来ている。
やや濁りのある北之岐付近の表面水温は5℃、岸辺にはワカサギが沸きマクッている。

 状況は良さそうなのだが、どんなに丁寧に探ってもアタリも追いすらもない。
陽はスッカリ昇り、空振りのままでどんどん時間は過ぎて行く。。。
 岬の先端を沿うようにしてディープを早引きすると、やっと会心のアタリが♪
30ソコソコのキレイなニジがヒット!
まさかニジに慰められて終了するのか?

 ワンドの流芯にサージャー80oをカウントダウン、
ロッドをあおってボトムからスィーっと跳ね上げ、クイック・クイック・フォール、このリップレスミノーの使い方はジグだと思えばヨロシイ。
数投目、フルキャストのフルボトムから立ち上がった瞬間に明確なアタリが!!
ま、30クラスのイワナってな引きでしょう、、、がっ!!!
 『でかいハヨ(ウグイ)とわっ!』(消沈・・・)


 いよいよ中之岐との出合い付近、
ワカサギの気配が今までとは違うのが感じられる。
深場からも異様な波動が釣り師の勘として読み取れる。
そうなのだ、水が動き始めた。

 岩盤が急斜面で湖底に延び、かつて何度も大物を目撃しているポイント。
こんな大場所でも狙うのはニジでもサクラでもなく、岩盤ギリギリに潜んでいるイワナなのだ。
スプーンを使う前に、ディープミノーで探れるまでの水深を上から徐々に探りを入れる。

 岩盤ギリギリにフルキャストし、ロッドを立てながら2mラインを聞いてみる。
次ぎは着水したらフルに潜らせ、このサスペンドディープを定位させながら、と思う間もなく!!
  ドスンッ!

 アワセるとロッドティップが移動しないままにバッドが大きな弧を描き、ドラッグが無音で滑り出すのが早いかグンと引き込まれる。
力強いトルクでモガいているのが湖上のオレのロッドから足先伝わり、かなりの大物だと感じるには1秒すらも掛からずに脳裏へと伝わって来た。

 『来たか、50か60か、イワナの引きには間違えない!』

 でも悲しいかなイワナ、彼らはサクラやニジのようにツッ走る術を知らないのだ。重厚な引きでグングンもがき抵抗するが、リールを巻き続けるならば徐々に寄って来るのがイワナなのだ。
5m先の水面下、偏光グラスを通じて見えて来た姿は
 『クソでかいぃぃぃイワナ!!!』

 船縁での格闘、ラインが様々な角度になり、フックが外れ易いので安心してはならない。
もう姿を見てしまった以上、コレは釣り上げたい!
明らかに50弱とはケタが違う大きさなのだ、太く大きく逞しい大イワナ、目の前で余裕の反転をし、ドラッグを簡単に突破して沖の水底へと頭を向ける。

 寄せては離れるの繰り返し、やっと右手でネットを持つ余裕が出て来た。
が、あまりにもネットの輪が小さく感じられて不安にもなる。
 状況は2001年に北海道で掛けたスーパーレインボーの時と同じなのだ。
目の前に居る大物の動きを見つめながら願うばかり、
 『頼む、御願いだ、コイツを取らせてクレ〜ッ!!!』

 拳が入る程の大きな口と、威風堂々曲がった顎の雄の大イワナ、
やっとの思いで目が合った時、湖水まですくうかの如くにネットIN!

 『やったっ、遂に仕留めた〜っっっ!♪!♪!』


ネットオーバーどころかネット長オーバー!

『我、幻の大イワナを見たり!』


 ルアーのフックは1本しか掛かっていなかった。(^^;;;
 チェックしたばかりの8lbのリーダーの先端はザラ付いていた。(危;;;)

 このデカさと迫力、『スゴスギ!』
 メジャーをあてると58p!

 もう二度と逢えないかも知れない神の御慈悲を心に焼き付けてからリリース、
 野良屋さん、感無量でゴザイマス♪


 ↓その後にも付近でスプーンで掛けた47p、
あぁ、あの後ではコンナにも大物なのに感激が少ないのがチト悲しい、、、(^^;
 

 この日は順調に釣りマクリ、58イワナを筆頭に47・42・40のイワナを4匹、
その他、素晴らしいファイトを魅せてくれたレインボーを2匹。

 長い冬季から湖は目覚め始めた。
幸か不幸か、偶然なのか必然なのか、

 『この果報モノ!』(爆嬉♪)

今年の銀山湖釣行は始まったばかりナリ。





5月6日,晴れ、  奇蹟は再度起きる!
 GW真っ只中、カモシカも逃げ出す最強コンビの石打@若ダンナとの釣行になる。
彼とはもう長い付き合いで、彼が高校生の時に銀山湖に連れて来た時からの師弟関係でもある。
が、師匠のオレに内緒の釣り場とかを隠して大物を釣っているのはヨロシクナイ!(笑)
 気心を知ってる仲なので、お互い遠慮もせず、譲り合いもせずにバンバン釣りマクレるのが楽しい。
一つの舟に2人で乗ったら釣果が半減するどころか、お互い今の情報を交換出来るので、釣果が上がったりもするのが最強コンビの証でもあるのだ。
 ルアーサイズを変え、探るタナを変え、岬の左右を変え、時同じくして状況の把握が2人分集まる事になる。 また、釣れない時には2人共に釣れないので、その日は魚が居ない日だと判断したりして的確な諦めもついたりもする。(^^;
 先回のイワナ58cmの話しをしたら、クソデカのネットを新調して持参してくれた。
ナカナカ見上げた心意気ではないか♪ コレならば70cmでもすくえるゾ〜。(願)


  『今日はきっと良い日だゾ、さ行こか、神の御加護を♪』
 5時出船、湖水は大いに増え、観光船乗り場下まで湖面が来ていた。
オレ的には今の水位が探り易い水位でもある。4・5日で荒れて水位が一気に増えたが、ワカサギも程々に沸いているし、移動して行くと表面水温は8℃なのでGOODだとは思う。

 北之岐、濁りが消えた場所から細かに探り続けるが、、、
・・・陽がスッカリ昇り切っても追いもアタリすらもナシ。。。
 『ドウしたのダ最強コンビがっ!!』

 コンビニのオニギリをだらだらと食いながら移動、大場所へ!
例の中之岐の出合い、2人で壁際を執念深く攻めるも追いすらもナシ。。。
水温を見つつ、送電線下をくぐり抜けて大ワンドへと。

 時は過ぎて昼頃、、、もう水は動いているハズなのだ。
ココまで来たら以外にもワカサギが少ないョナ〜???
表面での喝采は全く聞こえないので、2人共ヤル気が徐々に失せて来るのが分かる。
 がっ!
ワンド奥の湖面に張り出した大岩の付近でボイルが起こる!!
   『ヤッテル♪』

 2人でオールを漕いで射程距離まで移動。
若ダンナはフローティングミノー、オレはディープを付けて同時に岸側とカケアガリを探る。
感付かれたのか静まる湖面、、、何度となくキャストしても反応はナイ。。。
ミノーでサイズが合わないとしたら、スプーンの誘惑ならばもしかして、、、
カケアガリの5m付近、サブマリナーで底を切ってから早引き&小刻みなポーズ、

 本日のファーストアタック!『取ったぁぁぁ〜!』
10m先の中層か、嬉しいくらいにグングンと引きマクル!!
しかしヒットしてしまった以上、今のオレにとってはこの程度は恐れるに足りず!
   『チョ〜イイ形のイワナ♪』
新品のネットで一気にすくい上げると46cm。
このサイズでイマイチ感激が少ないのは、、、
   『ネットがデカスギ!!』(^^;


 岬を回りながら、オレと若ダンナとで40前後のイワナを1匹づつ追加。
かなり底からスプーンに食って来る。層は深いが、間違いなく活性はあるようだ。
晴天で陽射しは強く暑く、上着を脱ぎながらビールで乾杯♪

 隣のワンド、岸辺は若ダンナに任せてオレは沖目の深場を探る。
相手が水深3m以下なのであれば、完全にスプーンで攻略した方が分がイイ。
岸と平行、沖目をワンド奥に向かってサブマリナーをフルキャスト&フルボトム!
ポーズをかけた瞬間に押さえ込まれ、
 『おっ!♪』
っと反射的にアワセたロッドは曲がったまま、、、ってのは良くあるシュチュエーションだが、実際には根掛かりってパターンであり、コンマ数秒間の期待感内でも幸福に浸れるってのが釣り人の・・・

 『いや取った!マジマジ、マジで取ったゾ〜!!』
重い!デカイゾ!フルボトム!あっスゲ〜!ヒクヒク〜!寄らん!こりゃまた大イワナだゼ!
やった〜!いやマジマジ!もうチョイ!ワカランがデカイ!まだまだ!外れるなョ〜!
見ろよ巻けん!いや巻けてる!浮け〜!どうだ!60あるか!来てるゾ!
このロッドの曲がり!50オーバーは確実!8lbは強いって!そっちそっち!


 視界に入るとネットを構えた若ダンナが悲鳴をあげる、
  「あ、でかぁ〜〜〜イワナ!」
船際の攻防戦、向きを変えて易々とドラッグ突破!感激のスベリマクリ♪
また深場に潜るので息も吐かせず瞬時のドラッグ調整、
再度浮上した時にクソデカネットでネットINnnnnnnnn♪

 『見たまぃ!この堂々たる大イワナをぉぉぉぉぉ〜♪』
魚に触れる前に、クソデカネットをワザワザ買って来てくれた若ダンナに勝利の握手をば。
んで、あの巨大なネット内では魚が小さく見えるので、オレのネット上で風格をばパチリ。

 メジャーを当てると、、、58cm!?!?

 野 『あのぉ〜、コレ、61cmになりませんかネ?』
 若 「いやいや、59cmでもいいけど、61cmはキツイです。」(キッパリ)
 野 『ぢゃ、コッソリと60cmって事ではナジ?』(^^;
 若 「俺は構わないけどさ、58が目に焼き付いちゃったよ。」(笑)

 鉄板確定、
  またまた58cmとわっ!!!


 今度のは先週のよりも全体にやや太い雌でした。
野良屋さん、正直者の現認者が居ての感無量でゴザイマス。  (^^ゞ

 『サンキュー、バイバイ!』
もっともっとデカクなってくれョ〜♪

 意気揚々としてビールで乾杯!
暑いのでウェーダーをズリ降ろして寛ぐ、もう今日はイイや♪

 帰り際、若ダンナがも一度前のワンドに行きたいと言う。
例のワンド奥の湖面に張り出した大岩の付近、また散発的にのボイルが続いているみたいだ。
岸辺に着けて遠くから攻めマクルが、オレは沖目のサクラでもと♪
若ダンナはロッド片手に岸からの作戦に変えたみたいだ。

 岸から大岩に近づき、ギリチョンをトレースしていた若ダンナに異変が!!!
「掛けた!ヒットヒット!!デカイ!!!」
『オレはウェーダーをズリ降ろしの半ケツで動けん!もうチョイこっちに来いぃぃぃ!』
オソルオソル興奮しながら大イワナを寄せてのネットIN!
若ダンナの記録、50cm!おめでとう♪
まさかこのサイズが表層で食ってたとわっ!


 明日はれふと氏が来銀、
下見にしては十分な釣果であった。(^^;
明日もこの調子でイケルのか〜っ♪





5月7日,晴れ、  れふと氏の来銀♪
 朝一で石抱小屋で待ち合わせ。
夜討朝駆けで来てくれたれふと氏はと、車の中で熟睡中♪
 『おはようございます、今年も神の御加護が待ってますゼ!』
 昨日も絶好調でした。もうナンの心配もゴザイマセン。ロッドに曲がり癖が付くまで、フックが磨り減るまで、この1日でラインの寿命に達するまで、「またイワナかよ!」と言わせるまで釣りマクレますので覚悟しといてください!(キッパリ)

 浮かれ気分で出船。天気ヨシ、水の色もヨシ、状況は昨日よりも良いハズだと。
各ワンド・岬の左右などを攻めマクルが、どうもパッとしないのが不愉快。。。
 『昨日も朝はこうでした。適度に表水温が上がり、ワカサギが活気付いてからが爆釣ですゼ♪』
・・・などと言いつつ、アレョアレョと静寂を保ったままに時間が過ぎ、、、途中でトローリングで流していた銀の道氏と合流。
オカシィ?トローリング勢もパッとしないらしい??
どうしたのダ今日の銀山湖、我等に恐れを成したか!!!

 今日の棚だけでも探りたい言う銀の道さんと別れ、れふとさんとオレはまたキャスティングの練習に名ポイントの巡回に走る。(笑)
 『ナゼに釣れない?』
 正直、銀の道さんも釣ってないのが救われる思いの野良屋さんなのです。
が、銀の道さん曰く「キャスティング勢がの日は、何したっての日だよ。」と。
御互いに相手の釣果を正当なる言い訳にする釣り人の習性なのでした。(^^;

 時は無情にも流れ、空振りのまま、、、やはり釣れなかったと言う銀の道さんと再度合流し、キャスティングで探りながら帰路に着く事に。
 北之岐と中之岐出合いの名ポイント、3人で岸辺から沖合いまで隈なく探ると、この夕刻になって初めての活性らしき状況らしい動きみたいな感じかもネってな光りが差し込む。
 ルアーに追いもあり、岸辺ではワカサギを捕食している姿も見受けられる。
れふとさんが岸辺で小型ながらニジをヒット!
沖目でサクラでもと考えていたオレにも小型のイワナがヒット!
あぁ、ボウズは免れた、、、この1日の疲れが怒っと出て来た。。。(悲)

 今夜は3人で宿にて反省会。
酒も入り、ストーブで暖まった部屋にはカメ虫がブンブンと飛び交う中、個々に今日の言い訳とツレナイ理由を大議論し、導き出した結論はと、
 「こんな日もある!」(^^ゞ





5月8日,晴れ、  れふと氏・銀の道氏、大いなる執念を見た日
 二日酔いもなく快調な目覚めだが、期待よりも不安を隠せない3人の朝でした。
今朝は今シーズンで1番の冷え込みかも?

 今日は3人で同じ船上からの釣行。
れふとさんは今日帰るので、今度コソは銀山湖の何たるかを見せねばなるまぃ!地元の意地もあるし、銀の道さんも心して掛かってくださいマセ〜。

 がしかし!
昨日に輪をかけて反応がナイッ!!!
3人寄っても文殊の知恵を発揮せてくれない自然の厳しさ。。。
お昼には上がろうかとれふとさん、こんなにも空振りの銀山湖で帰してしまったら、後で「野良屋氏は画像加工が上手いらしいぞ。」などと囁かれても仕方がナイ!(爆)

 既に昼過ぎ、、、もう水は動いている気配がするのダ。
かと言っても、過去の実績とか推測では話しにならない。何がしらかを釣らなければ、釣ってコソこの銀山湖を証明せねば帰ってもらうワケにはいかないでしょうが。
さて、どうするのだ野良屋さんんん!


 とある小沢の落ち込みに舟を廻す。
オレには見える。岸辺のワカサギが嫌な色のアセを流してる姿が♪
 『居ます、出ます、この状況を無くして、
     もう今日の銀山はありえマセン。』


 たぶん、釣れない慰め程度に聞いてはくれていると思う。
れふとさんが何とか本日第1号でニジをヒット。
 れ 「こんな銀山湖もあったって事で、もうそろそろ上がりましょうか・・・?」
 銀 「野良屋さんの気持ちは解かるけどさ、3人でこれだけ粘ったのだし・・・」
 野 『チガウチガウ、もうスイッチは押されています! 泣いてでも釣るゾ!!』


 舟から降り、猫の額ほどの岸に上がってキャスト。
今この湖水の中では、大イワナがワカサギを食いたさに構えているのだ。
オレには感じる、一触即発、目の前にルアーが通れば必ずや食って来る。
このままでロッドが沈黙を保てば、オレは典型的なペテン釣り師、
もしも釣れば、一同は顔面蒼白で奇蹟と言う名の事実を目の当たりにするであろう。
 もうガイドだとか言っては居られない、釣るのダ!釣れると言う信念のみが、一同を押しのけてでもキャスティングマシンと化して針の目も通さぬ探りを入れる。

 そして、運か、確立か、偶然か、必然か、、、
 『ヒットォォォッ!
   取ったぁぁぁ〜!!
      見れぇぇぇ!!!』


   「マジでこの人ってのは・・・・・・、」(あっけ)


 苦汁を舐めた2日間、、、やっと釣ったイワナは47cmでした。
信念とは、事実をも曲げる事が出来るのです。


 帰りの舟上にて、、、
ホクホクと運転しているオレを他所に、2人はヒソヒソと何か会話している。
 「普通さ、あの状況で釣る?」
 「あの人は悪魔に魂を売ったに違いありません。」
 「あんなの頑張っても釣れないモノは釣れないって。」
 「前の日の魚を事前に隠し持ってたとか?」
 「どう考えてもおかしいよ、キ○ガイじみてるよ、ほんと。」
 「UFOって信じます?幽霊とかは?あのノリですかね?」
 「魚が根負けするって現象もあるの?」
 「キツネに騙されたとでも思いますか?」
 「あ、・・・・・・・・・。」
 「う、・・・・・・・・・。」

 野良屋さん、執念の結果を披露出来まして、誠に感無量でゴザイマス♪





5月15日,晴れ、、、
    
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5月22日,晴れ、、、、、
    
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 全くもって音沙汰ナシです。。。
 ダメダ、もう今シーズンも終わったか、
 来年コソは、栄光の60オーバーをばリリースするのダ!


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